本当に夢のようなーみんなの夢AWARD6潜入レポート①

 2/22~23に行われたみんなの夢AWARD6に参加してきました。

 当日参加できなかった人に少しでも魅力が伝わればいいなと思い、簡単にですがまとめたいとおもいます。

 

会場は夢の国

 一日目の会場は舞浜アンフィシアター。あの『シルク・ドゥ・ソレイユ』の劇場です!アンフィシアターはディズニーリゾートの敷地内にあって、ディズニー独特の空気を感じテンションが高まりました。夢AWARDじゃなくてランドとシーに行きたい。
 


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もらえるものが全部無料で豪華

 会場で提供されるものはすべて無料でした。そのため私は東京に来たのに1000円も使わずに仙台に帰りました。同じ宮城県南三陸町に行ったときは10000円使ったけど。
 外のブースには大手食品企業と学生がコラボして、鍋やお好み焼きのブースを設けていました。当然全部食べました。

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  ロビーには企業の方にお話が聞けるブースや、学生団体の紹介ブースもありました。まさに合説。友人も企業の方から興味深いお話を聞けたそうです。先を越されました。

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  そしてなんとポップコーンも無料で食べられる!映画館のようにお金とるものだと思ってたのに…。しかも、よくある残念なポップコーンのように味がばらついてるなんてことはありません。これはディズニーにあるポップコーンよりもおいしいかも。おいしすぎて企業の方と熱く語ってしまいました。やっぱり夢AWARDにきてよかった!と思いました。(単純)
 

大規模イベントの裏側をのぞける

 完全に遊んでいるようですが私は一応運営スタッフなので、仕事もきちんとしました。打ち合わせのために「関係者以外立ち入り禁止」の中に入ると…。(スタッフっぽくていいよね)
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 きらびやかなステージが目の前に現れました。
 そこではリハーサルを行っていました。立ち位置を入念に確認したり、トークの流れを話していたり。今までイベント運営には携わっていましたが、やはり大人がやると違うなとクオリティの差にショックを受けました。
 学生でイベント運営やりたいって人はAWARDのスタッフやるといろいろと学べるかもしれません。

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 開場後はぞくぞくと人が入ってきました。大学生だけでなく、高校生、企業の方々、大人の方といろいろな方がいらっしゃいました。2000席はあっという間に埋まってしまいました。
 そしていよいよステージプログラムがはじまります。
 

学生によるパフォーマンス


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 ダンス、大学生アイドル、チアリーディング、マーチング、お笑い、フリーペーパーAWARD、学生団体活動紹介-
 様々な分野で活躍する学生が大きなステージでパフォーマンスを行いました。どの学生もこの舞台にふさわしい、プロ顔負けのパフォーマンスを行っていました。
 私は仙台で学生団体活動をしていますが、イベントをやるにしてもいつもそのコミュニティ(社会貢献系団体)の中だけで完結しています。私たちのコミュニティなんて学生全体からしたらマイノリティでしかないのに。かかわる世界、人が広いせいか自分たちが学生の中心のように錯覚してしまうのです。そんなことはなくて、何をやっているかよりも何かに全力で打ち込めているかが大切で、学生の活動に優劣も何もないと思っています。(少し話がそれましたが)
 普段はそれぞれのコミュニティでしか活動の成果を披露することができないけれど、夢AWARDというステージなら分野を超えて様々な人に見てもらうことができる。見る人も様々な学生の活動を知ることができる。こんなビッグチャンス、学生なら喉から手が出るほどほしがるのでは?と思いました。今後の運用の仕方によって、全国の学生から注目されるプログラムになるはずです。
 

プロによる圧巻のステージ


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フィギアスケートのようになめらかでオペラのように幻想的な一輪車、

ピエロの不気味で魅力的な演技、


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 命綱なしの空中演技『エアリアル』。

 普段はなかなか観ることができないプロの演技。間近で眺められるなんて本当に贅沢でした。

 

 ファイナリストによるプレゼンテーション

 夢AWARDの核となるこのプログラム。会場は緊張感で包まれていました。

「廃棄油を完全リサイクルで東京を油田に変えたい」

「日本のジーンズを世界に発信したい」

「出所者がもう一度やり直せる社会をつくりたい」

「自身がシングルマザーで子供が小さいときにあまり接することができなかったという経験から、シングルマザーとその子供を支えたい」

 などなど、ファイナリストが自分の夢、想いを訴えかけます。

 彼らは大きな失敗・挫折から立ち上がり、誰かのために何かを成し遂げようとしていました。その想いを聞き、感動し、彼らの描く夢を想像してワクワクしました。ファイナリストの活動に共感し、応援したいと思った企業がプラカードを掲げます。多くの企業からプラカードが上がった時には自分のことのようにうれしくなりました。

 

感動のフィナーレ

 すべての登壇者のプレゼンが終わると、客席に投票箱が回され、会場投票が行われました。そして審査員の審議も行われました。

 いよいよ結果発表。天井から王冠が下りてきました。王冠を被るのは誰?だれもが王冠を見つめました。

 王冠が大津さんの頭に被せられた瞬間、歓声がわきおこりました。涙する大津さんにわたしも泣きそうになりました。

 

 夢の続き

 私はハッキリとした夢がありません。だから正直夢AWARDを冷めた目で見ていたことがありました。

 でも夢は自分だけでなく誰かを笑顔にすることができるものだと気づき、私も誰かを笑顔にできるようになりたいなと思いました。

 見るものを魅了し、感動させ、希望をもたせ、夢への一歩を踏み出させるー

 夢AWARDは夢がいっぱいつまったステージでした。

 余韻に浸っているのもつかの間、私たちは次のステージ、オリンピックセンターへ向かいました。(②に続く)